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今日はミステリーな気分です。 [ミステリー]

zaku2のブログは映画よりも、他の分野も・・・。的な書き込みを頂戴しました。
まあ、正直そうかな?とも思ってましたので、しばらくはイロイロ書き込んでいきます。
赤輪リコさんには申し訳ないんですが、武田24将はウィキペディアが詳しいんじゃないか?
っていうか、武田24将のブログって・・・面白いか?

で、まあ秋の夜長でございます。出来れば1月に10冊くらいは本読みたいナーと思っております。
そんな方も多いんじゃないでしょうか?そんな皆さんにオススメのミステリーです。

「黒後家蜘蛛の会」著:アイザック・アシモフ 早川書房の洋書のトコロに並んでるハズです。
著者のアシモフといえばSF作家、それもビッグネームですネ。映画の原作にもなっています。
イロイロ先入観はあるかもしれませんが、読んでもらえたら「おや?以外に・・・」と思われる
事でしょう。
ミステリーの分類としましては「安楽椅子探偵」なジャンルでしょうか。
毎回数人が集まり、会話を進めるうちに「そういえばこんな事があったんだが・・・」といった語り口で
謎(?)のあらましが語られ、メンバー全員で謎解きを始めるんですが行き詰ります。
その会話を聞いていた給仕係のヘンリーが真相を言い当てるってのが流れです。

この「黒後家蜘蛛の会」はミステリーなんですが、人は死にません(1話だけ殺人事件を取り扱っていた様に記憶しておりますが)。
「人の死なないミステリーなんて、勧進帳を読まない弁慶だ!」とお思いの方もいらっしゃいますが、パズルミステリーですのでその辺はご勘弁を。
ただ本質の部分、つまり謎と回答はホントに良質で小気味良いです。読後の爽快感もあります。
何より優れている部分は「短編」であるということでしょう。一話約30分ほどで読み終われます。
秋の夜長、活字離れの私なんぞにはもってこいである訳です。
とりあえず今夜から、再読し始める予定です。


さらば、映画業界。と、ブッキング。 [映画]

久々の更新で、こんな内容なのがアレですが・・・
まあ、もうこの業界はいいや。って思えてきました。
一応来年の頭までは勤務するんですが、上の了承も得たので晒しちゃいます。
来年からは無職ですよ。
もうこの業界に関わることも無いでしょうから、これからは書けなかったことも書けそうです。

さて、友人が「観たい映画が上映されない!!」と怒っていた事がありました。
それについて、正直に書いていこうと思います。

理由:客が見込めない。以上。

ウソです。まあ、一部は本音なんですが、ホントのトコロは以下に。

残念ながら、大手配給の映画をこなしていくだけで、7~9スクリーン規模のシネコンでは
現状では、いっぱいいっぱいになっております。
いささか極端な例ですが、今年の8月1週目を例にとってみましょう。
8スクリーンのシネコンでは一日の上映回数が44~48回くらいになります。
間を取って46回としましょう。
次に上映作品と上映回数です。
ハリーポッター字幕・・・・・・・4回
ハリーポッター吹替・・・・・・・3~4回
ポケモン・・・・・・・・・・・・・・・・4~5回
西遊記・・・・・・・・・・・・・・・・・4~5回
NARUTO・・・・・・・・・・・・・・3回
トランスフォーマー字幕・・・・2~3回
トランスフォーマー吹替・・・・2回
ダイハード字幕・・・・・・・・・・2回
レミーのおいしいレストラン・・・2~3回
パイレーツ・オブ・カリビアン・・1~2回
怪談・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2回
仮面ライダー電王・・・・・・・・・2回
各興行会社によって弱冠の差はあるかと思いますが、どこのシネコンでも
この位の回数は上映していたかと思います。
ここまでの合計で34回となります。
46-34でのこり12回。
あと12回もあるじゃないか!と思えますが、話はココからです。
上の上映回数は最低の上映回数で、しかもフイルムが1本の場合です。
各配給会社は、「もっと上映して下さいっ!」とプレッシャーをかけてきます。
また、ハリーポッターやポケモンのフイルムが2本あれば、7回位は潰れてしまいます。
そんなこんなで、ねえ。ノルマこなすので精一杯なんですよ。
だから『スモーキン・エース』も『ナーク』も『デス・プルーフ イン グラインドハウス』も
上映出来ませんでした。がっかりですよ、ホント。
ですが、シネコンの位置するような地方では、上のようなタイトルの映画は・・・・正直、動員が
見込めないのも事実です。


映画館で働くと・・・ [映画]

映画館で働いている方には、思い当たる方も多いかと思います。
結論から書くと、太ります。
要因ですが、
1、勤務時間が不規則な為、食事時間も不規則になります。
2、休憩時間は1時間ですが、まあ、取れないです。事務所で食べたりしていますと
  コンビ二弁当等になり、カロリーを過剰摂取。
3、食事中でも、トラブル等あればフロアに出ます。ですので食事時間が短くなります。
  いわゆるドカ喰いというやつです。
私も、5年くらい前に比べて20kgくらい太りました・・・・。
本人の自覚の問題なんでしょうが・・・。


映画館で働く -質問に答えます-その2 [映画]

映画館で働いてみたいけど・・・さんのコメントからの抜粋です。

以前、私が映画館でアルバイトをしていたとき、「社員さんは契約社員が多いみたいだけど、どれくらい給料もらってるんだろう?」とか、「(映画館の社員って)何が難しいんだろう?」なんてよく思っていたもので。。。

社員さんは契約社員が多い
これは旧バージンシネマさんやWB(ワーナー)さんのような外資系の雇用形態に多いようです。
年契約の契約社員の場合、ボーナスも一時金(5万~8万)程度ですので、やはり人件費を抑える、という
企業の方針でしょう。
もちろん、やってる仕事は終身雇用の私とあまり変わらない訳ですから、ムゴイなあ・・・と思います。
あと当然ですが、外資系の会社は役職手当は太いです。
以前に友人の外資系っぽい映画館で働く友達は、副支配人手当ては5万円、支配人手当ては10万円と
言っていました。もう5年くらい前なんですが。
その会社ではマネージャーから副支配人になるには、書類選考・筆記試験・面接と3ステップを踏まないと
いけない。しかも合格率はそんなに高くない様でした。
社内の派閥みたいなのも在ったりすると、ホントに適切な審査とかしてくれるのか?とか疑問ですね。
その友人も、なかなか上に上がれないのと、労働条件が悪く辞めちゃいました。
その際にイロイロ聞きましたが・・・。酷い状態でした。
こればっかりはどんな会社でもありうる事ですからね。入社してみないと分からない部分ってあります。
自分のイメージと違うってのと、求人の条件に書いてある事の差は埋めがたいものです。


映画館で働く ―質問に答えます。― [映画]

いやあ、久々の更新すぎてビックリです。
いろいろありまして・・・。まあ、このブログかどうかは分からないんですが
「社内の事をネットで書いてる人がいる」とエライ人が言ってたらしく・・・。
少し自重していたんですが、もうどうでもいいや、と思うに至りまして。
ブログ再開っス。

映画館で働いてみたいけど・・・さんより、質問いただきました。
給与(マネージャークラス、副支配人、支配人などではどれくらい違うか)や、休日等の使い方を含めた環境についてぜひお伺いしてみたいと思っています。
ちなみに、新卒ではなく、転職組です。
宜しければ。。。

また、NORITAさんより、
ずばり、皆さんが知りたいのは職場環境(どういった仕事か)と
お給料ではないでしょうか。
知ったら、引くような気もしますが。(汗
とのご意見です。

ではちょっと少なすぎて恥ずかしいですが、現在の私の給料明細を見つつ、ご案内したいと思います。
基本給:180,600円(転職組、約7年目、役職:マネージャーと副支配人の間くらいな感じ)
手当て各種:60,000円
残業代:30,700円
支給額計:271,500円
控除金額(健康保険・年金・住民税・所得税等):65,000円
手取り:残業があれば20万はかろうじてキープ。
給料的にはこんなモンです。
役職が上がれば、「役職手当」みたいなものもあるんでしょうが、今のところはほぼありません。
副支配人・支配人クラスの役職手当は、会社によってまちまちです。
大手ほどこの部分は厚くなっています。やはり基本給に反映させると、賞与や退職金にかかって
くるためでしょうか。手当てでボーンと給与を上げていくようです。
一般的な会社にあてはめると、副支配人=係長、支配人=課長といったイメージでいいかと思います。
課長職以上の方は、一般社員と違い会社側の立場になるようで(労働組合からは抜けると
考えて下さい)、役職手当ての金額は一律ですが基本給はマチマチな様です。
賞与(ボーナス)の支給金額もマチマチです。会社によっては映画館単位で儲かってるかを見て、
その映画館で働いてる人を査定する会社もあれば、
組合員一律基本給の200%って会社もある様です。この場合は入社歴等も考慮される事でしょう。

休日
各社、月に何日で年間合計何十日。という形で、当然シフト制になります。
忙しい時には10日くらい連続勤務なんてのも有り得ます。
役職が上がれば上がるほど休日は取れなくなってしまいます。休みなんですが、昼にちょっと出てきたり
といったこともしばしばあります。

基本業務
電話応対:映画館に上映時間の問い合わせをされるお客は少なくありません。
1件1件丁寧に応対します。

アルバイト関連:映画館の業務は基本的にはアルバイトさんが主力になります。
ですので、アルバイトのシフト作成・連絡事項の伝達・教育は基本です。
休みの日に、自分の管轄のアルバイトが何人か休んだ・・・とかなっちゃうと出勤ですネ。
社会保険や労災、労働基準法も知っておいた方がいいです。

イベント:試写会等のイベント関係の打ち合わせも基本業務になります。
これは主にTV局の営業さんとの業務になるんですが、向こうは土日休みでこちらは平日休み。
結局、休みの日に映画館から携帯に「あの試写会のことなんだが、試写状はどうなってる?」
みたいな電話が掛かってきたりもします。
大きな映画館で舞台挨拶とかあると大変です。配給会社によっては映画館側が大きな負担を強いられる
場合も多いと聞きます(ホテルの手配、タクシーの手配、取材の手配・・・キツイですよ)。

その他:基本的には支配人の仕事なんですが・・・支配人次第では一週間分の上映スケジュールの作成もしないといけません。
あと、クレーム処理もお仕事です。結構エネルギーが奪われます。これについては後日に・・・。

こんなところでよろしいでしょうか?
何かありましたら、コメント欄にでも書き込んでください。


忘れてました!ロッキー・ザ・ファイナル [映画]

以前のブログで「取り返します!」と言ってまして、友人に「感想はマダー?」と聞かれたのを、今思い出しました。

感想はというと、途中で無性に虚しくなってきました。スタローンの良かった頃をもう一度見さされてるような気がしてきて・・・・。
映画自体は、まあ、いつもの通りなんですが。
「高校の友人に会って、高校時代の話しかしていないで分かれたような感覚」
「昔の彼女に合って、当時の話しかしていないで分かれたような感覚」
でしょうか。表現が難しいです。
懐かしいんですが、自分自身が入っていくのに抵抗を感じたんです。
自分に流れていた時間とロッキー・バルボアが同じように時間が流れていた気がしないというか・・・。
全作一気に見たら違う感想になるかもしれないんですが。
きっともう見れないだろうな、と思いました。


大衆娯楽としての映画館 [映画]

さて、ようやく落ち着きました。おひさしぶりです。
とはいえ、月末処理がまだまだ落ち着いていないんですが、その辺のことは明日のオレが頑張ってくれることと信じて、ブログを頑張りたいと思います。

大型連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?
今年はホントに大変でした・・・。2・3回倒れるかと思いました。いや、みんな他に行くところあるでしょ?
公園でバトミントンとかさぁ。海外とかさぁ。ねえ。

それはさておき、映画館は大衆娯楽です。これは間違いないところでしょう。
今時、1800円で2時間潰せるトコロ無いですから。パチンコなら煙草1本くらいの時間ですよ。1800円って。
料金体系も全国ほぼ一緒。割引の差くらいしかありません。
映画館なら、家族で出かけても5000円くらいの出費で済むわけで、晩御飯たべても10000円で抑えられるって寸法です。
これはなんといっても大衆娯楽でしょう。

以前からこのブログでは書いてきている部分ですが、映画館は儲からない!ってのがあります。
1000円のチケット代で200円から250円くらいしか残らない訳なんですから、当然、人件費を抑えていく方向になっていきます。
映画館のアルバイトの時給は地域差もありますが、650~750円くらいの間であります(大阪でも750円と聞いたことがあります)。
これは他の業種に比べて非常に安い金額であることは一目瞭然です。

それでもお客はサービス業のような接客態度を要求してきます。
この時給でホテルマンのような接客を求められても正直無理な話でして、トラブルになって嫌気が差して辞めていくアルバイトは多いです。

映画は大衆娯楽なんです。客単価1270円の業種なんです。分かってやって下さい。
なんだか言い訳がましいですが・・・。最近客層も悪くなっていまして・・・。地域差なんでしょうけども・・・。


質問に答えます その1 フイルムの傷のお話 [映画]

うわぁ、もう一週間以上の放置です。やってしまった・・・。
今週は出張が多く、なかなか時間が取れませんでした。社内の立ち位置が
中の下くらいの位置ですので、必然的に雑多な仕事が多いんです。
さて、気を取り直して「フイルムの傷」についてです。

フイルムがあるべき通り道を通らなかった場合、フイルムの表面に映写機の部品が当たってしまい、まず100%表面に傷が入ります。
みなさんも映画を見ていて、おや?と思うことがあったかもしれません。チラチラと画面を縦によぎる雨のような黒い線。
あれがフイルムの傷です。
この黒い線が薄ければ傷は浅く、濃ければ深いと認識してください。
浅い線はそれほど気になりませんが、深い線は目が追ってしまい、当然映画には集中できません。

この傷のやっかいなトコロは、映画館側では修復不可能なんです。
やっぱり、あまりに傷が酷いとフイルムを交換しなければなりません。
そうすると借り物ですから配給会社からはこっぴどく怒られます。
自社からも同様かそれ以上に、こっぴどく怒られます。

怒られる理由
1、フイルム交換費用は最低150,000円位かかります。
2、酷い傷の場合はお客さまに料金の払い戻しもありえます(当然、お客さまからも怒られます・・・)。
3、映画館の評価も下がります(これはお客さま的な評価です)。
4、本当に酷い傷の場合は上映が出来ません(四方八方から怒られます)。

今回は書きにくい話ですので、この辺りで勘弁して下さい。
次は頑張りますので、質問や疑問あればコメント欄にでも入れて下さい。


映画館で働く 追記と募集 [映画]

ブログ記事20を経て、「21個目は一番閲覧の多かった記事にしよう」とコッソリ決めていました。
そしたら「映画館で働く」が一番多かった・・・。割とダントツ気味に・・・。
数日間イロイロ迷ったんですが、書けるトコまで書いてみます。

って思い読み返してみたんですが、皆さん何を知りたいのだろうか?
今の私の給料明細か?
職場の環境か?
儲かってるか?どうか?
映画館の収益構造か?
うーむ、良くわからない・・・・。ってので質問募集いたします!
聞きたいこと、軽い疑問、突っ込んだ質問、転職希望者、なんでも来いです。
腹は括りましたから、質問内容に関しましては、頑張って答えます。
気になることがあったら何でもコメントに書いてくださいませ。

今回は収益等について簡単に書きます。
映画館の収入は大きく3つに分かれます。
1、映画の鑑賞料(興収といいます)
2、売店の売り上げ
3、映画館の敷地内の利用料
となります。
まあ、普通に考えると金額は1>2>3の順になる訳ですが、我々スタッフの中では違います。
どうしても2>1>3となってしまいます。
どの映画館も1の興収が基本になります。この金額が大きければ大きいほど、凄い映画館になります。
でも、この興収は映画館には取り分がほとんどありません。
例えば1000円のチケットを買って貰ったとします。
これに映画料(配給会社からのフイルムのレンタル代)
    家賃
    消費税
が乗っかってきます。映画料は平均すると54%くらいです。もちろん作品や契約によっては変わります。
家賃も契約によってマチマチですが、一ヶ月いくらor興収の何%となっています。
もちろん消費税5%も乗っかります。
こうなると興収では食べていけません。1000円の収入でも手残りは300円前後です。
ですので、2の売店の売り上げが大切になってきます。パンフレットやストラップ等のグッズ的な商品は原価が高いので、イマイチなんですが。
飲食店で働いてらっしゃる方にはわかるかと思いますが、飲食物の原価は結構安いので、ここでの利益が重要になってきます。
映画館のスタッフの給料はココから出てるといってもいいくらいです。
3はレギュラーではないんですが、時々あります。チケットカウンターで配布物を配ったり、何かしらの販促活動をしたりってヤツですね。
これらは、家賃には係わってこない部分ですので非常にありがたいといえます。ただ、販促物によってはクレームに繋がる場合がありますので、選定は慎重に行っています(だから少ないんですが・・・)。

まあ、ざっと書くとこんな感じになっております。

なかなか食べていけない業界なんっスよ。


映画館の無くなった理由 [映画]

昔はどこの町にもあった映画館。商店街の中や繁華街の雑居ビルだったり、持ちビルだったりが点在していた時代がありました。
私の住んでいた町にも8~10軒ほどの映画館がありました。
今日はドコで何を観ようかと迷うほどでした。
そんな映画館も1つ2つと灯が消えて行き、当時中学生くらいだったんですが寂しく感じました。
この業界に入ってみると無くなった理由が分かってきましたので、ちょっとご報告を。

1、ライフスタイルの変化
団塊世代を筆頭に中高年方々がマイホームを買う際、金額と折り合いを付ける為にどうするか?
郊外に一戸建てを建てる場合が多いです。そうすると車中心の生活になっちゃいます。
で、映画館や商店街などには専用の無料駐車場などあるわけも無く、自然と客足が遠退く。

2、設備投資にお金がかかる。
映画館の機材は非常に高価な消耗品ばかりです。映写機のランプなどはその代表格です。一本150,000円くらいします(まあ、ピンキリですがココでは標準的な品質で)。だいたい3~4ヶ月持ちます。
また、映写機のメンテナンス業者に支払う金額も馬鹿になりません。出張費・技術料etc・・・。年2回で300,000円くらいはかかります。
映画館は広い=家賃も高い。これは契約だったり、持ちビルなら減価償却や固定資産税等ありますので一概には言えません。

この時点で、多くの個人経営の方は見切りをつけたのでしょう。維持にコストがかかるんです。で次がトドメでしょう。

3、ベッドタウン近くにシネコンが出来る。
広い駐車場、いろんなお店、キレイな映画館。1日遊べちゃいます。駐車場代払って映画?って思われても仕方ないのかもしれません。

あとはお客と映画館にも問題があるのが「持ち込み」です。マクド○ルド等を買って持ってくるお客。いまだに居て見る度思うのは食ってから来い、持ち込むなら来るな。と思うんですが・・・。
これも昔の映画館は普通のポテチ等、スーパーで100円くらいで売ってるお菓子を200~300円で売ってました。
こんなやり方じゃあ「持ち込むな!」って強く言えない訳でして、その辺の設備投資までは正直無理なようでした。
資金の問題もありますが、ビルに入ってる場合はフライヤーの設置なんかはまず不可能です(スペース・ダクトの配管等)。

また、焦ってお客を呼ぶために割引サービス開始しても、すでに固定客しか来ない状況になりつつあり、結局は収入減。
映画人口が右肩下がりを続けていた頃、危機感を持たずに営業していたツケなんでしょうか・・・。
映画館っていい時代があったから、その頃の蓄えを置いとけばよかったんですが。

さて、こんな時代のわが社の先輩たちはどうしていたか?というと・・・勤務中にパチンコ三昧だったようでして。
いい時代に給料上がる→けど今は暇→じゃあパチンコ!の3段コンボです。
本社から電話があって「責任者は?」と聞かれると「ちょっとテレビ局と試写会の打ち合わせです」って言ってパチンコ屋に探しに行ってたそうな。
いまは100%無理ですが、のんきな時代・・・だったんでしょうか?そりゃあこの業界オカシクなるよって話です。


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