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質問に答えます その1 フイルムの傷のお話 [映画]

うわぁ、もう一週間以上の放置です。やってしまった・・・。
今週は出張が多く、なかなか時間が取れませんでした。社内の立ち位置が
中の下くらいの位置ですので、必然的に雑多な仕事が多いんです。
さて、気を取り直して「フイルムの傷」についてです。

フイルムがあるべき通り道を通らなかった場合、フイルムの表面に映写機の部品が当たってしまい、まず100%表面に傷が入ります。
みなさんも映画を見ていて、おや?と思うことがあったかもしれません。チラチラと画面を縦によぎる雨のような黒い線。
あれがフイルムの傷です。
この黒い線が薄ければ傷は浅く、濃ければ深いと認識してください。
浅い線はそれほど気になりませんが、深い線は目が追ってしまい、当然映画には集中できません。

この傷のやっかいなトコロは、映画館側では修復不可能なんです。
やっぱり、あまりに傷が酷いとフイルムを交換しなければなりません。
そうすると借り物ですから配給会社からはこっぴどく怒られます。
自社からも同様かそれ以上に、こっぴどく怒られます。

怒られる理由
1、フイルム交換費用は最低150,000円位かかります。
2、酷い傷の場合はお客さまに料金の払い戻しもありえます(当然、お客さまからも怒られます・・・)。
3、映画館の評価も下がります(これはお客さま的な評価です)。
4、本当に酷い傷の場合は上映が出来ません(四方八方から怒られます)。

今回は書きにくい話ですので、この辺りで勘弁して下さい。
次は頑張りますので、質問や疑問あればコメント欄にでも入れて下さい。


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