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オススメ映画とイーストウッドとタランティーノの共通点? [映画]

まずはオススメの映画から
『スニーカーズ』
92年の作品でしたが、たしか『愛は霧のかなたに』と同時上映で観たので、見た時期は不明ですが・・・
主演ロバート・レッドフォード、脇がダン・エイクロイドとリバー・フェニックスと豪華。
豪華なメンバーが少々クセのある役を上手に演じており、テンポ良く進みます。
芯になるストーリーはシリアスなんですが、随所に笑えるというか落ち着くシーンをちりばめており、ストーリーに抵抗無く入り込めます。
また、暴力的な描写はほとんど無く、良い終わり方をしますので安心して観れます。
この作品の何が一番良いかって、小気味良いセリフの掛け合いです。
作品のテンポとセリフの遊びのテンポが非常にマッチしており、いつ観ても幸せな気分に浸れます。
ちなみに、豪華なキャストのたくさん出る(11~13人)あの大作よりも格段に上です。

で、もう一点のお話。
クリント・イーストウッドとタランティーノの共通点を少し考えました。
自分はこの両監督が好きなんですが、自分が好きなんだから共通点があるのでは?と考えるに至り、ちょっとまとまってきましたのでココで発表させてください。
『暴力』
にたどり着きました。イーストウッドファンの方、ごめんなさい。でももう少しお付き合いを。
タランティーノ作品はともかく、イーストウッド作品に暴力のイメージは・・・と最初は思いましたが、共通点はあると思います。
イーストウッド作品には暴力の本質が隠れてると思えませんか?
理性で抑えようとしても抑えきれない衝動的な、誰しも潜在的に持つ純粋な暴力。
この描写とそこへ向うプロセスがすごく上手。
『許されざる者』で友人を殺され、晒された時に主人公マニーの取った行動。
『パーフェクト・ワールド』の主人公ブッチの優しさと冷酷な表情の切り替わり。
他にもたくさんあると思うんですが、時間の都合で2作品しかここんとこみれてません。ゴメンナサイ。
そしてタランティーノ作品も暴力の本質ではないかと。
復讐劇、強盗etc。自分のワガママを突き通す手段としての暴力であると考えます。
どちらも純粋で本質。共通点に見えるんですがいかがでしょうか?
でも、監督・作品の質はイーストウッド>>>>>>>タランティーノだとも思っています。


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映画の醍醐味と説明と『アンタッチャブル』 [映画]

最近の映画のセリフが説明っぽくて少し悲しい。
もう少し含ませたセリフでいいんじゃないかと感じます。
どんな映画観てもそう思ってしまいます。字幕がダメなのか?
いやいや、邦画でも同様(というよりも、より顕著な気も)か・・・。

そんな気分だったので、ついつい無理して観ちゃいました。『アンタッチャブル』。
いや~セリフがイイ。陰を含ませてる言い回しがある意味新鮮でした。
ネス捜査官を買収に来たマフィアのオッサンの部分、「ある成長企業が~着任祝いです」の部分と
アル・カポネ(デ・ニーロ)の裏切り者を処刑するシーンのセリフ。特にココが最高!
一見関係の無い話題(ベースボール)から、チームプレーの話になり、個人じゃ何も出来ない!チームなんだ!となり、裏切り者を処刑の流れ。
無論、説明は全く無し。いや、素晴らしい。
こういう流れを読み取る部分も映画の醍醐味だと思うので、最近の説明的な風潮は少し白けてしまいます。
見る側にもある程度の部分を要求するのは、作品のクオリティを維持するためにも必要なんじゃないかと。
求められすぎても困るのは困るんですが・・・。


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続・アメコミ作品とオススメ映画アレハンドロ・アメナーバル監督作品。 [映画]

『ゴーストライダー』
役者が「オレ、主演やりたい!」って言い出す映画は外れ率高い。
大抵は空回りに終わる場合が・・・。
この作品も当初はあんな有名処が出る予定ではなかったんでしょうな。監督や撮影の人も困ったことでしょう。
だって、ねえ。
監督「このシーンはこんなイメージで、カメラはココですから・・・」
御大「いや、このシーンはこうだよ。だからカメラはあそこで、こんなCGつけると完璧さ」
監督「そ、そうっスよね。」
ってなやりとりをしてそう。まあ妄想なんですが。
作品の公開時期も悪いです。これは配給会社の責任でしょうけど。
正直春休み興行の始まる時期に入れられても、上映回数は確保できないですもん。
いろんな不幸が重なってしまった作品かもしれません。
『ゴーストライダー』自体の日本での知名度が、そんなに高くなかったのも原因の一つかもしれません。

『シン・シティ』
原作好きな俳優が集まった、ジャンクムービーのような作品。自己満足に終わった感が強いです。
全体を通して解り難く、原作を熟読していない人は置いてけぼり。

ちょっと話題を変えますが、最近のアメリカ映画はつまらない。
原作・リメイク・続編・・・ってなんとかならんのか?
『シュレック3』、『パイレーツ3』、『スパイダーマン3』、『ダイハード4.0』、『ロッキー』。
日本や韓国映画の版権買ったりねえ。

そんなあなたにオススメしたい作品が。
もうご存知の方もいらっしゃるでしょうがアレハンドロ・アメナーバル監督の作品で
『アザーズ』
こちらはゴシックホラーというか、幽霊モノなのですがホントに怖い。ムチャクチャ良い出来の作品です。ネタバレするので書けないんですが、それが悔しい。
映画通の方はすでにご存知かと思われますが、必見の作品です。
ホラーとはいえスプラッタな描写ありません。
『オープン・ユア・アイズ』
トム・クルーズがリメイク権を買って製作した『バニラ・スカイ』の原作です。
こちらは夢と現実が曖昧になる恐怖ってのがテーマです。
バニラ・スカイとの差はラストのオチなんですが、私は『オープン・ユア・アイズ』の方が断然好きです。これもネタバレあるから・・・
『海を飛ぶ夢』
こちらは一転して泣かせる作品。この作品を見て大泣きして頭痛がしました。
海難事故で首から下が動かなくなった男性が自身の人生に終止符を打つお話です。
実話をベースにしており、尊厳死の問題を考えさせられました。
ただ、尊厳死の是非を問う作品ではなく、死を認識し、それに向かい合う作品であると感じます。
ちなみに、私の勤務する映画館でも上映しましたが、絶対泣くと思いDVDで見ました。だって恥ずかしいもん。
この人、『海を飛ぶ夢』(2004年)以降は作品が無いんですよ。スペインの方なので情報が入りにくいんですが、早く映画作って欲しい監督です。


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アメコミ作品 スパーダーマン他 [映画]

どうも体調が良くありません。そんな中、500円拾いました。
発熱→寝込みフラグ達成でしょうか?

さて、今日はアメコミ作品です。
やはり頭一つでているのは『スパイダーマン』でしょう。『X‐MEN』も健闘しておりますが、
作品のクオリティでは『スパイダーマン』が上に感じます。
サム・ライミも遠くに行ってしまったなぁ・・・。昔、B級ホラーにいたときは身近に感じたのにな。
この『スパイダーマン』は映画館でみなきゃいけない作品です。ストーリーや内容はともかく、CGとオンガクです。家で観てもガッカリするんじゃないでしょうか。
摩天楼を飛び回る赤タイツ。カメラワーク(っていうのか?)も秀逸です。
とにかく、映画館でなきゃ楽しめない要素が盛りだくさん。内容?いやいいってば。
CG凄くていいんですが、見ていると乗り物酔いに似た感覚に陥るケースもあります。
混んでる映画館はちょっと暑いです。そこに食べ物のニオイ。ピンチです。
決定打は前のほうに座ると視界にスクリーンが収まらないケース。首を動かして観てると、かなりの確率でキます。
2の時には子供さんなんかはよくありました。皆さんも気をつけて下さい。

マイナーなトコロで『ヘルボーイ』公開時の話。
ウチのバイト君が「これはX‐MENとどうちがうんですか?」と聞いてきました。
まあ、『ファンタスティック・フォー』も同様ですが、以下のような物語があったのかも知れない。と話しておきました。無論zakuの空想です。

ヘルボーイ(F4でも可)「X-MENに入れて下さい!平和を愛する気持ちは負けません!」
X「いや・・・でもなあ・・・ちょっと難しいなあ」
ヘルボーイ「なぜですか?僕たちには不思議な力も、正義感もあります!」
X「正直に言うとな、君等のフォルムは悪モンやんか?自覚、少しはあるやろ?」
ヘルボーイ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
X「皆アレやけど、特にそこのサカナ。自分、胸張ってX-MENです!言えるか?」
ヘルボーイ「せやけど・・・ワイらは・・」
X「いや、分るけどな。ただ、X-MENには入られへん。無理やわ、どう考えても」
ヘルボーイ「分りました。もう頼みません!」
海をみながら
サカナ「ごめんな・・・オレが・・」
ヘルボーイ「いや、そんなん違う。そんなんで落ち込んで無いんや。ワシ等仲間やから、そんなんは違う」
サカナ「・・・・・・・・・・・・・ごめんな・・」
ヘルボーイ「逆にチャンスやんか!ワシ等一本立ちして、成功したらXも20thFOXも考え方変えるやろ!」
サカナ「(ヘルボーイを見上げて)・・・お前・・・」
ヘルボーイ「1,2当てて、3は『ヘルボーイ対X-MEN』やで!ワイはやるで!」

まあ、現実には『ファンタスティック・フォー』続編夏公開!というわけで、ヘルボーイにはなかなか日があたっていません。
ていうか『ヘルボーイ』の配給はUIPでした・・・・。スマン、ヘルボーイ。


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続 どろろ [映画]

巷で人気だった『どろろ』ですが、どうやら3部作になる見通しです。
2次第で3はどうなるのか、もしくは一気に撮影して2公開の3ヵ月後くらいに3公開!なのかは分りませんが、なにせそんな感じの様子。
いやいや、東宝のエライ人ちょっとは分ってきましたネ。そう!手塚作品だからウケたんじゃないんです。
大ヒットの鍵はキャスティング+CM大量投下ですよ。
いやー正直ホッとしました。他の手塚作品に触手が伸びるのを心配していましたので。
まあ、このおかげで映画館には社会のルールに慣れていない方が、たくさん来るかもしれませんが・・・。仕事なんでしかたないんですケドね。

時間制限のあるかわりに、視覚面でダイレクトに来る映画。
自分のイメージを作品に投影できる原作。
この2つを比べること自体がナンセンスな気も少しはします。

ところで手塚作品の『ノーマン』ってご覧になった方、いらっしゃいますか?
前にも触れましたが、ホントいい作品なんです。ちょっとでも書くとネタバレになりそうなので
立ち読みでも良いんで読んでみてください。
そして、映画化できるだろうか?と考えてみてください。
きっと映画化して欲しくないな~って思う方、多いんじゃないかと思います。
メトロポリス(映像は良かった)も難しかったと思いますが、『ノーマン』はそれ以上じゃないでしょうか?

兎にも角にも、作品作る以上当たって欲しい気持ちもあります。
がんばれ~脚本のひと~


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今日も疲れました。続オススメ映画。 [映画]

今日もお客さんは多かった・・・。疲れ果てています。
自分の勤務地は地方の小都市です。市の人口も10万人ちょっとくらいでしょうか。
その周辺も入れて、商圏は20万人くらいでしょうか。
そんな場所ですが、年間30万人のお客様がウチの映画館に来られます。
そりゃ、疲れるってモンですよ。

個人的なオススメ映画も書いといた方がいいのかと思いましたので羅列いたします。
『フォーリングダウン』
マイケル・ダグラス主演のこの作品。まだ高校生くらいの時に2本立てで観ましたが、その年のベスト作品でありました。
社会風刺、アメリカの持つ矛盾なんかを考えさせられました。
テンポも良く、あまり考えれない人には「むちゃくちゃするオッサンの映画」というイメージを受けるかもしれませんが・・・。
ちなみに、同時上映が『ニキータ』のリメイクの『アサシン』だったと記憶しています。
今思うとこっちがダメだった分、『フォーリングダウン』が良く感じただけでしょうか?
しかし、以降10数年間良作だと信じております。未見の方はすごく暇な時にでもレンタルしてみて下さい。
よかったらコメントくれたら嬉しく思います。

『ロード・オブ・ザ・リング3部作』
最高ですネ。旅の仲間始まって30分間は涙が出っ放しでした。中学の頃から原作が大好きでして、公開決定の際には狂喜しました。
ただ、当時は監督がピーター・ジャクソンって部分に一抹の不安を感じましたが・・・。
B級ホラー(『ブレインデッド』LDで持ってました。)のイメージしかなくて、大丈夫か?と。
3部作観るまでは死ねないなと。仮面ライダーの本郷猛みたいに(原作のほう)なっても生きようと思っていました。映画館で泣いたのは何年ぶりだっただろうか・・・

『ブルース・ブラザース2000』
映画館で泣いたで思い出しました。作品の冒頭、刑務所を出所したエルウッドが迎えに来るハズのジェイクを待ちぼうけるシーンで号泣。作品を観ずに帰ってしまいました。未だに観れません。

あー思い出してしまいました・・・。今日はもう書けないや。また、時折オススメします。


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オススメ映画を教えてって聞かれたら、どう答えますか? [映画]

これってまあ、ホントによく聞かれる方の意見聞いてみたいんです。
聞かれる方はどう答えてます?
特に聞いてくる人って、割りと簡単にって言うとアレですが、ホントに見る?ってくらい軽く聞いてきますよね。
その時点で映画に関してはあまり見ていない人だと思うんですが、私は逆に質問攻めにしちゃいます。
どんな作品がすき?
ちょっと怖いの大丈夫?
泣ける作品?笑える作品?
SFや時代劇は大丈夫?などなど。
映画の紹介って困るンですよ。感想って差が出ちゃう場合があるので。
正直、軽い気持ちで聞かれてもこちらは困るんだから、お前もちょっとは困れ!くらいの勢いで返します。
で、一通り聞いたら(困らせたら)答えはいつも同じなんですが
「クリント・イーストウッドかティム・バートンが監督している作品」をオススメします。
この2監督の作品はどの作品も非常にクオリティが高く、万人受けする作品ばかりでして、薦める側もオススメしやすいってのが一番の理由です。
あとは個人の嗜好にそって作品をチョイスですね。特に女性なら『シザーハンズ』や『スリーピー・ホロウ』はジョニー・デップ主演作品ですから入りやすいでしょうし。
男性なら『パーフェクト・ワールド』や『許されざる者』でしょうか。
皆さんはどんな感じでオススメしていますか?
いい返答っていうか、返し方あったら教えてください。


ブラック・ジャック・・・勘弁してください。orz [映画]

前回の内容が手塚作品でしたので、もうひとつだけ。
劇場版ブラック・ジャック(実に古い!)!なんだありゃあ!?
原作が一話32ページの作品を1時間30分で構成するならよお
30分×3話のオムニバスでいいじゃんか!時間稼ぎミエミエのオールスターみたいなのは
勘弁してください。

原作にあるBJの夢の中のお話。列車に乗ってて、その列車にゆかりある人物が出てくるお話があるんですが、それをベースにすりゃあ良かったのに・・・
で、BJの最初のお客の鯱の出てくる話。
ピノコ誕生(?)のお話。
本間丈太郎先生の手紙から始まる「時には真珠のように」(これだけはタイトル覚えてた)。
TV版は検閲でも入っていたのかゴミのような作品群でしたが、劇場版はストレートな作りで
出してくれれば、とっさに思いついたこの3話でも涙腺緩むぞ!

作り手に作品への愛が無かったのだけは伝わったケドね。

どうしよう『ノーマン』映画化決定!とかなると。全俺が泣くだろうな・・・
頼むよ、エライ人。手塚だから『どろろ』が売れたんじゃないから。
ツマブキ・シバサキで売れたんだ。勘違いして他の作品漁るなよ。
ホント勘弁してください。


どろろ 原作>映画 [映画]

友人がブログ書けとの事。頑張ってみます。
映画館で働いていますので、やはり映画が主になっちゃいます。
まあ、知り合いしか来ないでしょうから、のんびりいきます。

一回目は『どろろ』です。手塚作品の映画化は暗黒の時期ですが(かといって光の時代
はまだ訪れていません)、さてどうでしょうか?

この原作はいわく付きってほどじゃあないですが、イロイロ紆余曲折を経て未完のまま。
時代を先取りした設定、他誌妖怪作品へのライバル心?等で手塚作品でも異彩をはなって
いるように思えてなりません。作品中にも手塚氏の迷いを感じてしまいます。
複線的に作品の方向性を変える内容が少なくとも2つあります。
1、醍醐影光(父)の後を継ぎ、戦国色を強める。
2、どろろの父の遺産を得、窮民の平安楽土を目指す。
ですが、作品的にはこのどちらも選ばずに
3、あくまで妖怪退治
で終了となりました。イロイロあったんでしょう・・・。

で、映画化の話になりますと、CGとか視覚的な部分は邦画の可能性を感じました。
一部東映の戦隊モノを彷彿とさせてくれますが・・・。
が、内容(脚本か?)の部分になりますと、これが酷い。
原作ありきの作品で、原作を歪める(醍醐影光とのラスト)意味がわかりません。
キャストに頼り、CM大量投下でお客大量動員=大成功の図式も馬鹿にしてないか?
特に手塚ファンを。
と私が歪んでるのかもしれませんが、あえて言おう!カスであると!

手塚作品を映画化するなら、もう少し脚本に気を配ってください。東宝のエライ人。
2時間に収まるように端折ったり、改悪したりはもううんざりです。
メトロポリスもBJも酷かった・・・。暗黒時代は継続中です。

あと、『どろろ』の最初の酒場のシーンは『フロムダスク・ティル・ドーン』かと思ったヨ。


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